デッサン力不要。絵心がなくても大丈夫。
木村創作室さん(@hiryu_cc)の【はじめの絵の一歩】というワークショップに参加しました。
そのワークショップで感じたこと、得られたことなどを書きます。
ワークショップに参加しようと思った理由
私は、将来、紋様や植物の絵を描いて、アーティスト活動をするのが夢です。
そう聞くと、絵が上手いんでしょ?と思われるかもしれませんが、全くド下手です。
絶対に上手くなりたくて、デッサン練習をしたり、構図の勉強をしています。
いつも、完璧を目指してしまう性格が邪魔をして、落書き程度までは描けるけど、一つの作品を完成させることができず、解決方法を探していました。
そこでインスタグラムの広告で見かけたのがこのワークショップ。
どんなに絵が下手でも、自由な発想で誰でも絵が描けるという内容に惹かれました。
このレビューを書く目的
- 独創的な発想法が身につくワークショップの存在を伝えること。
- ワークショップで得られた気づきを人生に活かすヒントを伝えること。
ワークショップ概要
簡単なワークを順番にやっていくだけで自動的に絵が描ける。
【はじめの絵の一歩】
こんな方におすすめのワークショップです。
木村創作室【はじめの絵の一歩】ワークショップ案内ページより
- 本格的に絵を習ったことのない方
- 絵が描けない、苦手と思っている方
- 絵を描きたいけど今から始めても遅いと思っている方
- 子供の頃のように伸び伸びと絵を描いてみたい方
- デッサンなど基礎的な勉強法が苦手な方
- 独創的な発想法を身に付けたい方
オンライン(ZOOM)で開催時間は3時間半のワーク。
十数名の方が参加されていました。
ワーク内容
デッサンや構図、線の描き方といった技術的なレクチャーはありません。
木村先生の楽しい指示をZOOMの画面越しにいただきながら、下記のワークをやっていきました。
白紙を前に、黒マジックだけで自動的に絵が描けるってどうゆうこと?と半信半疑。
これが絵として成立するの?という疑問も少しありました。
ぐちゃぐちゃドローイング
まずは鉛筆を握り手を動かしてみよう。ぐちゃぐちゃに見える線のカタマリ。ここから絵が生まれる。音ドローイング
音に合わせて線を引いてみよう。「描く」のではなくリズムに乗る感じ。軽やかに。しみドローイング
最初はただのシミでした。こんなに立派になっちゃって。シミのおかげでキミは大きくなった。ABCドローイング
なんだっ絵になる。文字だって絵になる。ABCからはじめよう。まねっこドローイング
せっせとマネしよう。いくらマネしてみてもマネしきれない。それがアナタの個性。デフォルメドローイング
木村創作室【はじめの絵の一歩】ワークショップ案内ページより
アソビゴコロをフル回転して大げさに描いてみよう。紙の上では何をしたって自由だ。
各ワークごとに参加者の絵を見る時間もあり、同じ指示なのに「こんな表現もあるのか」と新たな発見があり貴重な体験でした。
で、ちゃんとした理論もそこに存在するので、絵として完成されたものでもありました。
アプローチ方法、評価の視点、創作の向き合い方などについて軸を持っている人の言葉や説明には深みがあるんですね。
木村先生は、親しみ感のある、温かい印象の方。
比較したり評価されることはないので、自己肯定感も高まりました。
ワークショップで得た気づき
多くの気づきがありましたが、その中からひとつ紹介します。
その気づきとは、個性はきっかけと組み合わせから生まれるということです。
- 無意識に描いた線をよく見る。
- マティスやピカソの絵を真似る過程で気づいた違いを観察する。
- 音から得る感覚からも絵は生まれる。
- ただのシミから、意図を持たせ、組み合わせることで個性は生まれる。
- 失敗は捉え方次第で新しい創造になる。
音、シミ、巨匠の絵。
このような、きっかけから組み合わせできた表現から生まれるもの。
これが個性。
何もないところから、どうやって個性を見つけたり、新しい創造を生み出すのか?
そんな誰もがモヤッとしている部分を、とてもシンプルな方法で教えていただいた気がします。
自分への落とし込み、人生に活かすヒント
この気づきは、人生やビジネス、デザインにも活かせそうです。
何かを始めたいと思ったとき、
何かを変えたいと思ったとき、
壁にぶち当たったとき、
そこを上手く通過するには「きっかけ」を作り、可能性を広げていくこと。
その「きっかけ」は、どんなことがあるでしょうか?
例えば、このブログ記事(レビュー)を書くのも、ワークショップへの参加が「きっかけ」となり、オリジナルの記事が生まれます。
五感はもちろん、既存のデザインやアート、ビジネス成功者の発信や行動の中に、、など、目を凝らしていれば、日々のどこにでもありそうです。
みなさんは、何をきっかけに、何を解決しますか?
大人になると当たり前に身についてしまう「こうでなければいけない」という固定観念。
さっさと解き放ってしまおう!