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フリーランスの売れる自己PRに効果的な自己分析のやりかた。

フリーランスの売るスキルを上げる。効果的な自己分析のやりかた

こんにちは。フクモト学長(@WebcreatorsTips)です。未経験からフリーランス歴17年のWebデザイナーです。スクール運営 10年目になります。
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自己分析は自分の特性を知るために、これまでの経験や考え方を振り返り整理していく作業です。

自分の特性が把握できれば、売れる自己PRができる。

つまり、自己分析はフリーランスが売れるサービスを作る入口です。

こんな人に役立つ記事です
  • フリーランスとして仕事の方向性を定めたい
  • どのように仕事に繋げていくか迷っている
  • 売れるための自己分析のやりかたを知りたい

この記事では、スクールや独学でスキルを身につけた後、フリーランスとしてどうしたら売れるのか、どのように仕事に繋げていくか迷っている人に向けて効果的な自己分析のやりかたをお伝えします。

自己分析は過去に向き合うので、気が進まないという人や、めんどくさい、やったことはあるけれど役に立たなかったという人もいるでしょう。

しかし、フリーランスで生きていく場合、どこかの時点で必ず自己分析をせざるを得ない時がきます。

先延ばしにしていると、気がついたら何年も同じところをグルグルして、多くの時間を失います。

この記事を最後までお読みになれば、

自己分析をしながら、フリーランスとして売れるために必要な考え方が身につきます。

また、記事の最後に自己分析シートを用意しているので、ぜひ活用していただければと思います。

なぜ自己分析が必要なのか?

なぜ自己分析が必要なのかを明確にしておきましょう。
自己分析の必要性は以下の点です。

自分が本当はどうしたいのかを確認するため

世の中は情報の渦。
知らず知らずのうちに、誰かの成功例が脳に大量にインプットされているので「自分はどうしたいのか」を見失いがちです。

本当に実現したいことと行動がずれ、間違った設定で進めてしまうことを避けるためにも自己分析は必要です。

営業活動の軸を育てるため

フリーランスは自分で事業をするということ。

自分で事業をする人が自分自身をわかっていないことには、仕事の方向性も定まらず、営業活動の軸もぶれてしまいます。

3C分析の足がかりとなる

ビジネスで成功している企業や起業家は「お客様、市場」「競合」「自分」を分析して戦略を立てています。

その戦略を立てるために、自分のことがわからないと何もはじまりませんよね。
だから自己分析が必要なのです。

3C分析についてはこちらの記事で詳しくまとめています。

自己分析をするメリット

客観的に自分を眺める
自己分析をすることで
  • 自分自身を客観的に見る習慣がつく
  • 自分の中に潜在的にあった欲求に気づける
  • やるべきこと、やらないことが整理できる
  • フリーランスとしての方向性を見つけやすい
  • 最適な自己PRができる

効果的な自己分析の方法

ステップ 1 )これまでの経験を時系列で書き出す。

自己分析やり方 ステップ1

客観的に自分がこれまで経験してきたことを時系列で書き出します。

時系列で書き出すのは順番に思い出していくことで、その時の感情や行動、本当はどうだったのかという本質に気づきやすいからです。

こんな視点で自己理解を深めよう
書き出すポイント
  • 成功・達成体験では、その過程で考えていたこと、得られたこと。
  • 失敗・挫折体験では、それをどう受け止めたか?
    どんなふうに乗り越えたか?
  • 自分はどんな価値観を大切にしてきたか?

感情を切り離し、先入観を取り去り、鳥になったつもりで自分自身を俯瞰します。

その中に自分が気づいていない強みがあるかもしれません。
強みの見つけ方はこちらでまとめています。

ステップ 2 )どんな方向性で仕事をしていくか? 考えを書きだす

自己分析やり方 ステップ2

Step1 で書き出したことと、あなたのスキルとを照らし合わせて、 どんな方向性で仕事をしてくか、頭の中で考えていることを具体的に書きだして下さい。 

スキルチェックシートはこちらで配布しています。

ブレインダンプ思考法

頭の中で考えていることを書き出していくのはブレインダンプという思考法です。

ブレインダンプをすると、頭の中が整理され、考えが可視化されるので、自己PRや仕事の方向性を見つけやすくなります。

書き出したら、なぜそう思うのか?まで深堀していくと自分の潜在的な欲求に気づくきっかけができます。

その潜在的な欲求を見つけるヒントとして紹介したいのが人間の6つの欲求(シックス・ヒューマン・ニーズ)です。

人間の6つの欲求(シックス・ヒューマン・ニーズ)

シックス・ヒューマン・ニーズはアメリカの自己啓発作家、アンソニー・ロビンズ氏により提唱されたものです。

人間は誰もが6つの核となる欲求を持っていると言われています。

シックスヒューマンニーズ
シックスヒューマンニーズ
  1. 安定のニーズ
    安心して生き延びたい
  2. 変化のニーズ
    新しい感覚を体験したい
  3. 重要感のニーズ
    価値ある存在でありたい
  4. 愛と繋がりのニーズ
    愛され、受け入れられていると感じたい
  5. 成長のニーズ
    より大きく熟したい
  6. 貢献のニーズ
    つくしたい・役に立ちたい

これらの欲求に従い、私たちは生きているとするなら、

自分の欲求(本当は何がしたいのか)
他人の欲求(どんな悩みを持ち、何を求めているか)に対しても

理解が深まり、サービス設計に活かしていけそうですね。

世の中のニーズに寄せていく(売れるための最重要項目)

自分はこれが得意、こんなことをやっていきたいと思っても、そこにニーズがなければ売れません。
ニーズとは足りないと感じていること。

つまり、必要とする人がいなければ売れないサービスになってしまいます。

世の中の流れ、時代はどう変化していくか?
どんなサービスが求められるか?

自分のできることを世の中にあるニーズに寄せてPRしていく。
これフリーランスとして売れるために超重要なことです。

そのためには、ゼロから新しくスキルを増やすか?
すでに持っている経験値を活用するか?
も判断の基準にしてみてくださいね。

ニーズを踏まえて方向性が決まったら、一旦頭の整理。
まとめてみる。

自己分析やり方 ステップ2まとめ

そして、次は実現していくために目標を立てます。

ステップ 3)目標を立て「具体的にどんな行動をとるべきか?」を書きだす

自己分析やり方 ステップ3

Step2で整理できたら、目標を立てていきましょう。
その目標を達成するには具体的にどんな行動をするべきかを書き出します。

この目標がぼんやりしているのに、やり方ばかりを探している人、多いんじゃないでしょうか。
そうなると「情報に振り回されループ」から抜け出せません。

順番は

  1. 目標を立てる。
  2. 目標達成のためのやり方を考える・調べる・行動する

です。

例えば、

WordPressでの制作サービスを作っていく方向性であれば、具体的にやるべきことはなんでしょう?

自分が勝負できる(提案できる)テーマの選定でしょうか?
受注用サイトの作成でしょうか?
あるいは、提案のためのデモサイトの作成かもしれません。

クラウドソーシングでの受注を狙っていくなら、サービス内を見て周り、

どんな案件があるのか?
どんなアピールが必要か?
上手くいっている人はどんな人か?

を研究して戦略を立てていくといいですよ。

この辺り、しっかり優先順位を決めて。
失敗を恐れずどんどんチャレンジしていきましょう。

自己分析シートのダウンロード

世の中はすごい勢いで変化しています。
フリーランスとして売れ続けるには世の中のニーズに寄せていく必要があります。

自己分析が上手くできるようになると、その流れにも対応できる軸ができてきます。

自己分析は仕事だけでなく人生と直結するということですね。

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Webクリエイターズスクール 学長 フクモトトモコ

【Webクリエイターズスクール】
学長 福本 智子

Webもデザインも未経験からいきなりフリーランス歴16年。
『仕事は自分で創りだす』をモットーに生きてきた50代。
WordPress・Webマーケティングが得意。

独学・Webスクールを卒業したのに仕事に繋げられない学習迷子さん、在宅・フリーランス希望の人を対象に「マーケティング理論に基づいた、じぶん事業計画」をお伝えしてサポートしています。

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